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田子町にお試し移住!令和5年度お試し地域おこし協力隊募集!*受付終了!

2023年5月10日から2023年10月11日
受付状況:停止中

*残り1名受付中です!


「田舎に移住したいけど、まずは短い期間で滞在してみたいなあ。」

「地域おこし協力隊を仕事として考えてるけど、まずはお試しでやってみたい。」

「移住先で農業をやるのを考えているけど、自分にあってるか不安だな」

そんなことを思っているみなさん!一度、“お試し“で田子町に来てみませんか?

青森県田子町では、今年度から「お試し地域おこし協力隊」の募集を開始いたしました!

「お試し地域おこし協力隊」とは、総務省の事業で、都市部に住む方が地方への移住を「地域おこし協力隊」の制度を活用して移住する前に、一定期間、地域での生活や活動を体験し、受け入れ地域とのマッチングを図る取り組みです。

田子町では、2泊3日の行程で、地域おこし協力隊のこと・地方移住で不安に思っていること・地方でやってみたいことなど、本格移住の前にさまざまな不安や悩みを、現役の協力隊員や地域住民と一緒に考え、課題解決に向けたアクションを実践することができます。

地方への移住には、さまざまな課題が付きもの。そんな課題を移住前にクリアして、移住しませんか?


青森県田子町ってどんな町?




青森県田子町は、青森県最南端にある人口5,000人の町。
中心部でも標高200mほどあり、山と川と空、そして田園風景がマッチした豊かな自然環境が魅力の町です。


(町中でもこんな景色が見られます)

青森というと“遠い“というイメージを持たれがちですが、実は田子町は東京駅から新幹線と車で約3時間ちょっとでたどり着けるのも魅力の一つ。東京からだと、大阪にいくのと変わらないぐらいの時間で着けるアクセスのいい田舎です。

主産業は、農業。日本一こだわりを持って作られる「ニンニク」は、町の特産品。飲食業界では、ニンニクといえば田子町と言われるほど、こだわりを持って生産されています。町のイベントもニンニクを中心に開催。2月のたっこにんにくまつり、6月の田子にんにく収穫祭、そして10月のにんにくとべごまつりと、にんにくを中心に町づくりをしているのも特徴です。


(田子町のニンニクは、丸々と大きく、美しい白さも特徴。味は、ニンニクなのにまろやか)

年間20頭ほどしか出荷されない、幻の黒毛和牛「田子牛」も町の魅力の一つ。ニンニクと牛肉、最高のコンテンツを備えている、日本でも世界でも珍しい地域の産業があります。

町内には他にも青森県の重要無形民俗文化財にも指定されている「田子神楽」や、古民家を移築して作られた体験施設「創遊村」、冬にスキーやスノーボードなどのスノーアクティビティを楽しめる「創遊村229スキーランド」、スヌーピーにも似た滝「みろくの滝」など、さまざまな文化や観光コンテンツも備わっています。


(冬のみろくの滝)


なぜお試し地域おこし協力隊を募集しているの?




そんな魅力の詰まった田子町も、他の地方と同様、「人口減少」という大きな課題を抱えています。
最盛期12,000人ほどいた人口も今は半分以下の約5,000人。年間100人ほどのペースで人口が減り続けています。

人がいなくなればなるほど、今ある産業や魅力を次世代に繋ぐことも、また新たな魅力を創出することも難しくなってきています。空き家や空き店舗は増え、施設の運営もままならなくなってきています。

そこで田子町では、数年前から総務省の事業である「地域おこし協力隊」の制度を活用して、移住者を募集。
これまでに2名の移住者が定住し、現在も3名の隊員が活動しています。にんにく農家となったOB、カフェをオープンしたOG、パン屋をオープンさせる予定の隊員など、さまざまな隊員が町内で活躍していますが、まだまだ人手が足りないのも事実。


(現役地域おこし協力隊員の3名)


そこで町では、より多くの方に田子町で活躍してもらえる場を作ろうと、今回、「地域おこし協力隊」として本格移住する前に、町のことを知ってもらえる「お試し地域おこし協力隊」の募集を開始しました。


お試し地域おこし協力隊では、どんな活動ができるの?




田子町でのお試し地域おこし協力隊では、2泊3日の期間の中でさまざまな活動ができます。

過去に着任したお試し地域おこし協力隊員の中には、ニンニクの生産行程で出る破棄されるにんにくの皮から出汁を取って試食会を行った方や、特技の津軽三味線を町のお祭りで披露した方、地域の子どもたちに昔の遊びを教えた方、自分の地元と田子町を繋ぐ活動をした方など、さまざまな活動をされていきました。


(お祭りでブースを設けた方)


(子どもにけん玉を教えたり)



(お祭りで津軽三味線を一般の方に教えたり)


(廃棄されるにんにくの皮の可能性を試した方も)


これまでの方々は、「地域おこし」としての活動を短い時間の中で町で実践をされた方が多かったのはありますが、「そこまではできないけど、移住するにはどのような準備が必要か、地域おこし協力隊ってどんな活動ができるのかなどを知りたいから行きたい。」といった理由でも受け付けております。

滞在中にできる活動については、田子町に来る前にオンラインなどで打ち合わせさせていただいてから決めていきますが、現状想定している活動については以下のものが挙げられますので参考にしてみてください。

1、新規就農希望者向け「農業体験コース」
 にんにくなどの農作業体験や農業関連施設の案内、先輩農家さんとの交流などを実施可

2、飲食事業起業希望者向け「飲食事業者視察、新商品・新メニュー開発体験コース」
 カフェや飲食店開業希望者向けの町内事業者や空き店舗視察、田子町の産品を使用した食のメニュー開発と試食会、先輩事業者との交流などを実施可

3、地域おこし活動希望者向け「地域課題解決体験コース」
 町内にある観光施設や宿泊施設、商店街の案内、地域活性化イベントの実施、町内イベントで演者やスタッフとして参加、自身の特技や趣味などのお披露目会や体験会の開催、地域おこし協力隊関係者との交流などを実施可

4、移住希望者向け「田子町体験コース」
 具体的なやりたいことは未定だが、まずは田子町での暮らしを体験してみたい方におすすめ。町内を自由に見学したり、町のイベントにお客さんとして参加したり、先輩移住者に田子町での暮らしについて話を聞いたりできます



(農家さんに教えてもらいながら、ニンニクの農作業を体験することもできます)

これら例として挙げたもの以外でも、コーディネーターと打ち合わせしながら実施することも可能です。町内ですでにあるもの・実施しているものや、時期的にできないものなどもありますが、まずは打ち合わせ時にコーディネーターにご相談ください。


コーディネートしてくれるのはどんな人?




2019年に田子町に移住してきた、あおいもりトレーディング代表で、現役の地域おこし協力隊の私「五十嵐孝直」が皆様をご案内いたします!


(1985年生まれ、千葉県習志野市出身、神田外語大学卒)

大学卒業後、船会社向けに海図を販売するコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドに入社。国内外で海図販売の営業を行い、2010年にシンガポール事務所の開設に携わりました。現地代表を6年間務めたのち、日本に戻り同じ会社の財務チーム、ロールス・ロイスのマーケティングを担当したのち、2019年に田子町地域おこし協力隊になりました。

着任後は、田子町産品のシンガポールへの輸出事業、ニンニクを使った加工品の製造販売、田子町を楽しむ観光業、空き店舗を活用したレンタルスペースの賃貸事業を行なっています。

私以外にも、現役の地域おこし協力隊員やOBOG隊員、役場職員、地域住民総出で皆様の「お試し地域おこし協力隊」を応援いたします!!

地方移住や地域おこし協力隊になるには、行動する前に情報を取れるだけとって、ミスマッチがないようにするのが成功の秘訣だと思います。

お試しで田子町に来たからといって、田子町に移住することや地域おこし協力隊になることが必須ではありません!
ぜひ、この機会に“お試し“でさまざまな体験をし、皆様の地方移住に役立てていただければと思います!

それでは、皆様のご応募お待ちしております。


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◆受付期間
2023年6月1日〜2024年3月10日
*2泊3日の行程で田子町に滞在できます。平日、休日など、ご希望の日時を事前に調整いたします。

◆お申込金
なし(滞在中の宿泊費や諸経費など、こちらで負担いたします)
*ただし、田子町に来るまでの交通費や、滞在中の食費などは自己負担となります。予め、ご了承ください。

◆募集対象者
1, 現在、三大都市圏または地方都市等(過疎、山村、離島、半島などの地域に該当しない市町村)に住民票の登録と生活拠点がある方(該当するか不明の方は、事前にお問い合わせください)
2, 概ね20歳から40歳くらいまでの方
3, 心身ともに健康であり、誠実に活動を行うことができる方
4, 地方公務員法(昭和25年法律第261号)第16条に規定する欠格条項に該当しない方
5, 現在、移住を検討されている方、または地域おこし協力隊の制度に興味がある方

◆お申し込み方法
1、このサイトの募集ページから、詳細を入力して送信!後日、コーディネーターから連絡先にご連絡し、オンラインでの打ち合わせ日時を設定いたします。
2、オンライン打ち合わせにて、滞在中に解決したい・体験したい・知りたい内容などをヒアリング。希望滞在日時も設定します。
3、後日、打ち合わせした内容をもとにスケジュールを運営側で組み、ご連絡いたします。内容に不安や疑問があれば、再度調整してスケジュールを組みます。
4、滞在当日、待ち合わせ場所までお迎えにあがります。(三戸駅、二戸駅、八戸駅、三沢空港のいずれか)ご自分のお車や公共交通機関のバスで田子町までいらっしゃりたい方は、ご相談ください。
5、2泊3日の行程スタート!滞在中、ご希望に応じてさまざまな活動を体験できます。農業体験、町内のイベントや観光地視察、さまざまな地域課題解決に向けて町内の案内とアイディア出し、地域住民との交流、ご自分がやってみたいことの試験運用・活動など、コーディネーターと相談しながら体験したいこと・実践したいことを行えます。
6、滞在中は、町内宿泊施設に無料で滞在いただけます。農作業をメインに行いたい方は、農家の方が運営されている民泊もご案内可能です。
7、スケジュール終了後、アンケートにご協力いただいて終了。

<スケジュール例>
初日 二戸駅着、田子町町内や施設の案内(創遊村、ロッジカウベル、みろくの滝、ニンニク関連施設)、地域住民との交流会
2日目 町内イベント参加(ステージイベントにて楽器演奏)、ニンニク農作業体験
3日目 滞在中に体験したことの感想の共有、解散

◆問い合わせ先
あおいもりトレーディング
住所:青森県三戸郡田子町大字田子字田子54−1
電話:080-3006-9050
メール:aoimoritrading@gmail.com
*田子町役場より委託を受けて、運営しております。

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